Susumu Matsushita Enterprise-PressRelease-『ヤングジャンプ』のカバーを飾り続けたMac Buddy Bearの軌跡!
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2004.2.10up 松下進的美しき雑誌カバーのあり方!
松下進の歴史をひも解くに、『ヤングジャンプ』(集英社)の表紙がそのスタートであると認識している声も多い。1979年に創刊した『ヤングジャンプ』のカバーイラストとして登場した"Mac Bear"は1999年に"Buddy Bear"にバトンタッチされた以降、現在まで実に25年間も雑誌の顔として活躍しているのである!!


画期的だった。1979年5月に創刊されたその雑誌の表紙には、漫画雑誌特有の”どこか溢れる情報を詰め込んでいる”というような雑居感も押し付けたイメージもなく、きれいなイラストレーションが施された必要最低限の文字で飾られていた。青年漫画雑誌というカテゴリーが、漫画がいつも身近だった世代が求め続けていた存在であったし、何より、いつも鞄の中に隠し持っていた漫画雑誌を手に掲げても違和感のない存在に仕立て上げたことで、その価値は格段にあがった。『ヤングジャンプ』。この雑誌の出現によって、当時のバッグはセカンドバッグが主流となり、ファッションの一部となった。いつも、限られたとっておきの情報と共に、圧倒的な存在感を示していたのが松下進のイラストレーションだ。そこには、ちょっと背伸びをして覚えたアメリカのスラングが似合うようなちょっと兄貴っぽいメッセージが、いつもあった。
キャラクターの名前は"Mac Bear"。松下進は回想する。当時、「西海岸ブーム」というのがあった。夢のカルフォルニア。このカルフォルニア州のシンボルマークが熊だった。それから、ちょうどモスクワ五輪の前で、そのマスコットキャラクターも熊だったから熊にしたんだ・・・。なんとも簡単な成り立ちだが、この"Mac Bear"が松下進が作り出した最初のオリジナルキャラクターとなったのである。それから、現在まで数え切れない数のキャラクターを産み出していった松下進。ヤングジャンプがあったから、今の活動があったと言っても過言ではない。それにしても、なんで名前が"Mac Bear"なんだろう。当時の松下進は、きっとこんな風に答えたんだろう。「さぁね、逆立ちしたら、思いついたんだよ」




松下進のインタビュー記事が2004年『ヤングジャンプ10号』に掲載された。ここで松下進は、「全力投球しているか? 好きなことだったら、自然に努力できるんだ」というメッセージを残している。
「いつも目的意識を持って!有言実行!」この言葉には、当時信じられない量のイラストを描き続けていた、汗まみれになってエアブラシを噴いていた松下進をしてうなづける言葉であろう。
そして、今日も松下進は全力投球。

『ヤングジャンプ』が20周年を迎えた1999年から"Mac Bear"からバトンタッチされたのが、現在活躍中の"Buddy Bear"だ。松下進にとって『ヤングジャンプ』的クマは一つだったんだけど、描いているうちにどんどん若返っていくBearを時代に合わせたキャラクターとして新しくコンセプトメイクをして20周年に花を添えようという企画でスタートした。

キャラクターの設定も以前より、パーソナリティが充実し、新しく"Becky Bear"というガールフレンドキャラクターも登場した。


【 Character Profile 】

キャラクターネーム: バディ ・ベア / Buddy Bear
性格: ジーンケリーとドナルドオコナー以来のエンターテイナーである...と彼が言っていた。インディジョーンズよりも激しい冒険を数多く経験した。...と彼が言っていた。エリッククラプトン...もうその位にしとけ!
誕生日: 1979年 5月 17日
尊敬する人: アーネスト・ヘミングウェイ
好きな食べ物: 蜂蜜がたっぷりかかったパンケーキ
好きな色: 本物のブルー
職業: 夢見る探検家/映画スター
ガールフレンド: ベッキー ベア
モットー: Born to be cool !
座右の銘: 人生は冒険だ!
得意な楽器: ストラト

●イラスト供給雑誌情報:『ヤングジャンプ』
●出版社:集英社
●発効日:毎週木曜日発行
●集英社 HP:http://www.shueisha.co.jp/index_f.html
●ヤングジャンプ HP: http://yj.shueisha.co.jp/







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